日常の感情についての考察①不安定な感情を読む
感情が荒れている。
感情が不安定。
心の拠り所がない。
感情が落ち着かない。
これらは全てその方の幼いころの家庭環境に通じます。
西洋占星術では感情のパターンは約7歳までにほとんどが決定されると言われます。
何かあったときにどういった感情が生じるのかは生まれたばかりの無垢な赤ちゃんの頃に近くにいた養育者の影響を受け取り、真似をすることによって定着していきます。
その感情パターンは月が示します。
その時一緒にいた人が短気な方であれば、同じように幼い子供は感情を模倣し、自分の感情として取り込んでいきます。落ち着いた方といればその子供の感情も落ち着いたものになります。
例えば、赤ちゃんの頃に近くで受容してくれる人がいなかったという人がいるとします。感情は7歳までにおよそ出来上がりますので、その方は強い不安感を抱えたまま生きることになります。感情の在り方はあまり変化することがありませんので、諦めによって自分の感情を否定してしまった方は、自己信頼感の不足や他人への信頼感の欠如などという形で現れ、その方に深い孤独をもたらします。受容されないという感情は人への不信感となり、心を閉じさせます。反対に強い渇望感から自分を売ってしまう方もいらっしゃいます。
どちらにしても感情に不安定感を抱えているのは確かで、この方たちが安らぎを得るには沢山の時間とサポートが必要になります。
心の安心感あっての安定した社会活動ですので、社会活動にも影響を与えることになるでしょう。
しかし決してその方がおかしいからという訳ではありません。
そういったパターンの心の在り方を所有しているということです。
感情の在り方に対して自分でダメだと評価をしてはいけません。
幼いころに受けてしまった深い傷を抱えて生きていくためにそうせざるを得なかったのです。
月は感情であり、母であり、妻を示します。
そして受け身の星です。
ご自分の抱える感情を落ち着いたものにしたいときは
月が示す母と妻と幼いころの感情を振り返る事がおすすめです。
だれでも自分の心の傷と向き合うことはとても嫌なものです。
しかし、向き合って。
そこを理解出来ますと、深い深い喜びと感謝と安らぎが心に芽生えます。
お一人で悩むことはありません。
星を見て母や妻が何を想っていたのかを想像することで心の傷は癒えていきます。
なぜあなたはいつも苦しいのか?
何が不足しているのか?
なぜ夫婦仲がいつも悪くなってしまうのか?
なぜ子供に感情的になってしまうのか?
感情のパターンをまるっと変えることは出来ませんが、なぜいつもそのパターンに陥ってしまうのかを知ることでそのパターンを良い方向へ導くことは可能です。
そして、月は身近な人間の模倣である事。
いつもご自分の感情に飲まれてしまう方は、これを思い出すといいかもしれません。
本来のご自身は他にも沢山のお顔をお持ちのはずなのです。
感情に囚われて人生を台無しにしてしまわないように
月を癒して、自分らしさを広げていきましょう。
人生を前向きに生きるためには
「心の傷を癒す」必要があります。
傷を癒せば人生は広がりをみせます。
全ての人の心に深い安らぎを・・・。
占星術カウンセリング 店頭にて90分¥8,800 メール対応¥6,600
お問い合わせ先メールアドレス:misty@outlook.jp
リラクゼーションサロンmisty